皆さんはお読みになったことがあるでしょうか?
「いしぶみ-広島二中一年生全滅の記録」
単行本も出ていますが、7月にポプラポケット文庫で再販されました。
是非一度は読んでいただきたい1冊です。
内容はタイトルの通り、旧制中学一年生が被爆後次々に亡くなっていく様子を淡々と綴っています。
小学校高学年以上対象にやわらかな表現で、子供たちの死に様が語られていきます。
友達の仇をとってやると言って亡くなった子、
天皇陛下万歳と言って亡くなった子
君が代を歌いお母さんお母さんと呟いて亡くなった子
数日のうちに一学年全員が亡くなりました。
私の母校である旧・市女も同じように建物疎開などの勤労奉仕中に
生徒・教師・職員含めて676名がなくなりました。
一つの学校としては一番人数が多いそうです。
空襲警報も解除され、さぁ今から働こうとしていた一般市民14万人を一瞬で吹き飛ばした原子爆弾。
私は抑止力として核武装もやむ無しと考えていますが、絶対に撃ってはいけない兵器だと思っています。
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