2009年6月18日木曜日

NHKに電話してみたよ

そしたら、お手紙でと言われたのでメールを送りました。
問い合わせはお電話でと書いてあるのに、なんで受け付けてくれないんだろう??
みなさまのNHKって不思議だわ


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本日(6月18日 9時半頃)にコールセンターに問い合わせをした猫田と申します。
17日に公表された説明文についての質問をいたします。

電話で中島様にもお願いをしたのですが、質問に関する回答を
至急頂きたいので、お忙しいところ申し訳ございませんが
宜しくお願いいたします。


17日の説明文に【複数の国や地域に関する 幅広いリサーチを行った】とあります。 番組内では【当時 イギリスやフランスは博覧会などで植民地の人々を盛んに見せ物にしていました人を展示する人間動物園と呼んでいました。日本は、それをまねたのです】というナレーションがあります
そして、説明文の中に【フランスの研究者ブランシャール氏が指摘するように「野蛮で劣った人間を 文明化していることを宣伝する場が 人間動物園です」】そして最後に【こうしたことから 日英博覧会での「台湾土人村」は、当時イギリスやフランスで言われていた「人間動物園」として 位置づけられていたと考えます】となっています。

参考文献として紹介されました
HUMAN ZOO(LIVERPOOL UNIVERSITY PRESS, 2008)パスカル・ブランシャール氏
『近代日本の植民地博覧会』(山路勝彦著、風響社、2008)
この二冊をですが、確認させていただきましたところ
『近代日本の植民地博覧会』には、「人間動物園」のことはおろか、日英博覧会のことすら記載がありません。 こちらを何故 参考文献にされたのか?
本当に資料をきちんと確認されて番組を作られているのか?とても不思議に感じております。日英博覧会に関する史料に「 「人間動物園」との記述はあるか」との質問状を中山成彬衆議院 議員が送っていますが、これに対して番組の河野プロデューサーは
「番組では ニッポンがこの展示を『人間動物園』と呼んだとはコメントしていません。イギリスやフランスを『真似た』と伝えています。」と答えていらっしゃいます。
しかし、パイワン族の集合写真の上に「人間動物園」と書かれている映像が流れています。
ナレーションでも「五十年間のニッポンの 台湾統治を象徴する、二枚の写真です。「人間動物園」、そして「台北第一中学校の生徒達」。」と仰っています。
これでは視聴者が当時日本が人間動物園としてパイワン族を展示していたと一般の視聴者は勘違いしてしまうのではないでしょうか?

しかも、当時のイギリスやフランスで、あのような「見世物」が「人間動物園」と「言われていた」事実はないようです。 こちらでブランシャール氏のヒューマン・ズーという書籍を確認いたしましたがそれによると、「人間動物園を位置づける」と題するチャールズ・フォースディック氏の「あとがき」の冒頭にこう書かれています

この本への寄稿者は、折衷しつつも一貫性のある焦点をもった 一連の章において、編集者たちが、確信をもって、それでいて論証されたところの挑発的呼び名である「人間動物園」と名づけた現象を、
説得力のある形で、認め、定義し、理論化し、歴史化している。

―――The contributors to this volume, in an eclectic yet coherently focused series of  chapters,convincingly identify, define, theorize and historicize the phenomenon that editors DUB - with undoubted, yet justified provocation - the'human zoo'.


必要でしたらこのページの画像をお送りします。ですが、もちろんそちらの資料室にはあるはずですよね?

つまり「人間動物園」とは、ブランシャール氏らこのヒューマン・ズーに寄稿した方々が名づけたも、新しい造語ということであり、1910年代のイギリス・フランスで人間動物園という単語が使用されていたという事ではありません。
もしブランシャール氏の著作をきちんと読み込まれていたならば当然、このチャールズ・フォースディック氏の文章も読まれていたはずですよね?参考文献としてブランシャール氏のヒューマン・ズーと、
山路勝彦氏の 『近代日本の植民地博覧会』をあげていらっしゃいましたが、両方とも本当に内容を読まれたのでしょうか?
表紙だけを見て、適当に引用したのではないですか?

1910年当時の、その「現象」に名前をつけただけであって 当時「人間動物園」があったとは言えないのではないでしょうか? 例えば「縄文式土器」を「当時の日本人はこの土器を縄文式土器と呼んでいた」 などと言うのはまちがいですよね。「縄文式土器」というのは後世の人間がその土器につけた名前であって、当時そうよばれた物があったわけではありません。
このように「人間動物園」の一点を見ても、きちんと資料の内容を精査して番組を作成されたとは とても思えないのですが?

また、説明文の最後に 「インタビューは適切に編集している」とありますがパイワン族の遺族の方へのインタビューに関しては とても適切とは思えない点があります。パイワン族の女性へのインタビューの際、字幕で「悲しいね。この出来事の重さ語りきれない」とあります
他の報道機関が改めて取材したところパイワン族の言う「悲しい」には「懐かしい」と言う意味があると言うことが分かりました。 番組の中で女性が仰った「悲しい」とは、父親の写真を見て「懐かしい」との意味だったんです。 改めて取材にいった人対し、「日本人と合うと本当に悲しい」と泣かれたそうです。
取材した方によると、「日本人を見るだけでも懐かしく、父親を思う気持ちで涙を流していた」 とのことです。
NHKの番組で「悲しい」と語らせたのは濱崎ディレクターだそうですね。
濱崎ディレクターが「かなしい」は「懐かしい」の意味だった事を知らなかったのか確認しましたところ、女性の隣人の方は、「NHKの人は“悲しい”の意味を知っていた。なぜなら自分が通訳したからだ」と取材した方に語ったそうです。しかも、あの女性は 濱崎ディレクターから「人間動物園」の話を聞かされなかったと仰っています。
濱崎ディレクターはパイワン族の方から、「日本人が来た」として歓待されたのに番組内ではそうしたことに触れず、ただ日本統治時代を悲しんで泣いているかのように印象操作をして放送されていたわけです。
これで本当に「インタビューは適切に編集している」といえるのでしょうか?どうみても恣意的に編集しているとしかおもえません。
その他の点についても放送法 第三条の2にある「三 報道は事実をまげないですること。」に反していると思われますが如何でしょうか?

この様な偏向した内容を、まるで真実かの様に歪めて放送することは説明文の最後にあります「日本と台湾の間の絆がさらに深まって欲しい」どころではなく双方の間に亀裂をしょうじる物ではないでしょうか?

こうした点についてきちんとした説明文を、改めて公表していただけませんでしょうか。
またお時間がかかるとおもいますので、以上の人間動物園に関する質問への回答だけでも至急お願いできませんでしょうか。これは「質問」ですので、必ず返答を頂きたいと思います。
また、大体何日頃にお返事いただけるか、予定をご連絡いただければ幸いです。

それでは、宜しくお願いいたします。

また、NHKのホームページに「電話によるご意見・お問い合わせは視聴者コールセンターへ」となっていますが、実際に電話してみると意見のみで問い合わせ・質問は受けていないとの事です。担当の中島様にもそういわれました。問い合わせとは質問のことではないのでしょうか?
コールセンターでは問い合わせについての返答はしないというのであればホームページの記載も「誤り」ということになりますので、至急ご訂正ねがいます。

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